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7日目 タシケント⇒サマルカンド
特急シャルク号でサマルカンドへ
7日目はタシケント駅から列車に乗り、サマルカンドに向かいます。
乗るのは8時40分発のシャルク号です。
ウズベキスタン鉄道にはアフラシャブ号という高速列車もありますが、シャルク号は特急の位置づけです。
せっかくなので一等車に乗ります。一等車は3列がけでゆったりとしています。サマルカンドまでの運賃は日本円で約3000円です。
発車すると乗務員の方がコーヒーとお茶を配っていきます。コーヒーを注文しました。一等車のサービスかと思ったら、後でお金を請求されました。大した金額ではなかったのでいいですが、気を付けた方がいいかもしれませんね。(このせいで三週間後ヨーロッパで車内サービスに対して毎回「これは無料ですか?」と聞くみっともない客になりました...)
サマルカンドまでは3時間半。ずっと平原の中を走ります。
12時5分、サマルカンド駅に到着です。
路面電車でサマルカンド旧市街へ
サマルカンドはアミール朝の首都として栄えた都市で、世界遺産に登録されています。ウズベキスタンで一番有名な観光都市ではないでしょうか。
世界遺産は鉄道駅から離れた旧市街にあるため、バスか路面電車で移動します。
駅前には路面電車の乗り場があり、地元の人が待っています。明らかに観光客の見た目の人にはタクシーの客引きが「ここには何も来ないからタクシー乗りな!」と近づいてきますが、気にせずスルーして待ちましょう。
路面電車の運賃は2000スム、日本円で23円ほどです。安いですね。車掌が乗っていて現金を回収しに来ます。
2号線の終点まで乗れば、旧市街は近くです。
散策の前に腹ごしらえ。Sharof Bobo Oshxonasiというレストランに行き、プロフを頂きました。とても美味しかったです。
サマルカンド旧市街散策
まずは、レギスタン広場に行きます。
ウズベキスタンといえばこれ、という景色ではないでしょうか。
左右正面に建物があり、これらはすべてマドラサと呼ばれる学校です。
マドラサの中に入ると、中庭があり、このような光景が広がっています。向かいの建物は一つ一つの区画が学生の寮になっています。
こちらは校舎にあたる場所です。マドラサの歴史などの展示がされています。
次は、グーリ・アミール廟に行きました。
ティムールやその家族が眠っています。豪華な内装ですね。
ビビハニム・モスクやシャーヒ・ズィンダ廟群にも行きました。
夕食はレギスタン広場近くのレストランに行きました。
シャシリクやラグマンを食べました。中央アジアでは割と料理がかぶりがちです。
おかげさまでラグマンは毎日食べていますが、サマルカンドのものはスープが多めで、パクチーものっています。


最後に夜のレギスタン広場に行きました。とても美しいですね。
ウズベキスタンに来たらぜひ訪れてみてください。
明日は、サマルカンドから高速列車アフラシャブ号に乗り、ブハラへと向かいます。
次回へ続く。